2009年7月13日
ソマリアの料理の概要
ソマリアはアフリカ大陸の北東端に当たるため、古くは東洋とアラブ・アフリカ諸国を結ぶ交易中継地であり、近代以降は東洋と西洋を結ぶ交易中継地であった。そのためソマリ料理(ソマリア料理)はエチオピア、イエメン、イラン、トルコ、インド、イタリアなどの食文化の影響が強い。また、ソマリ族のほとんどがムスリム(イスラーム教徒)であるため、イスラーム教の食の戒律ハラールに適ったものになっている。材料名がそのまま料理名となっているものも多く、同じ料理名でも場所によって調理法が異なる場合も多い。昼食がメインであり、朝と夜は軽い。
ソマリ族は遊牧民あるいは半遊牧民が多く、ムスリムが多いため、食事はイスラーム遊牧民食である。例えばブタは食べない。また、保存性が重視される。穀物の他は肉とミルクが食事の中心であり、いずれもラクダ、ヤギ、ヒツジなどから取ることが多い。ラクダを使って旅行するときにはラクダのミルクを1日に10リットル近く飲む人もいる[1]。気温が高いため、ミルクは腐敗防止のためにバター(subag)に加工することも多く、さらに加熱してギーにすることもある。バターは調味料としてもよく使われる。発酵させたミルクはジノー(jinow)と呼ばれ、味はヨーグルトに似ている。その他、スパイスとしてターメリック、コリアンダー、クミン、カレー粉、カルダモン、クローブ、シナモン、セージなどが使われる。
食事パターンもイスラームの影響が強い。朝食はクラーク(Quraac)と呼ばれ、パンと紅茶の組み合わせが多く、朝の礼拝時刻を知らせるアザーンの前に採ることが多い。さまざまな穀物で作った粥も朝食に好まれる。昼食はクアド(Qado)と呼ばれ、メインの食事であることが多い。昼食には米料理が多く、イタリアから伝わったパスタが食べられることも多い。ソマリ族は夕食を午後9時以降に食べることが多く、量は少ない。ラマダーン(日中の断食)時期には午後11時頃となることもある。ラマダーン時の夜食をソマリアではアフール(afur)と呼ぶ(一般のイスラーム圏ではイフター (iftar) と呼ぶことが多い)。食事は女性が作ることが多い。
都市で食べられる料理は植民地時代の宗主国イタリアの影響も強い。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
パン、粥などがおもに食べられるようです。
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